こだわりわがまま3歳児との付き合い方
引き続きひどいムスメのこだわり、からの号泣。
今朝も自分が目を覚ましたときにお母さんが隣に寝てないと号泣。
ごめんね、と言って再び寝ても、「夜寝るところから!!」とのたまう。
いや、それは無理。
しかしムスメは号泣しながら「お母さんもうやだー!!」と怒り狂い、膝をびしばしと叩いてくる。
寝ぼけてるかなーと大目にみて、宥めすかすが、だんだんこちらもイライラしてくる。そして最後は放り出す。
「いいよ、わかった。お母さんいやなんだよね、あっち行くからね」
しかしムスメは口ではやだーと言っても母大好きなので離れるとまた激怒する。
そうなるとこっちもかわいそうになって、また戻る。
昨日までの次のステップは、私がぶちきれる、でした。
もう、いい加減にしなさーい!!
または、後5秒で泣き止まないとお母さんもう会社行くからね、等のおどし。特に後者はよく効いた。
でも良くないとはわかってる。
恐怖政治ですから。
とはいえ、意味不明に泣き続けるのを出勤前にそうそうお付き合いできない。
困ったなーと思いながら日々過ごしていました。
そこでついに手に取ったのが『怒らない子育て』。会社近くの本屋さんに平積みされていた本です。
前から知っていたし、他にも怒らない子育て的な本を読んだがイマイチしっくりこなかった。
今回はどうだ!
たまたま会社でストレスが無かったからかもしれない、ムスメも園でたっぷりお昼寝したのかもしれない、とにかく読み終わったその日は一度も怒鳴らずに済んだ!
叱ると怒るは違うんですよーと本は語る。
わかってはいるがなかなか線引きが難しい。だって頭にくるんだもん。
大人相手なら「怒る」でも、その先を汲み取ってもらえるんでしょうが、子どもはそうは行かない。
怒られた!怖い!!
で思考が停止してるのがわかるので改善は見込めないのです。。。
わがまま言い始めた子どもと向き合えば向き合うほど、どんどん怒りが増幅し、パッと堰が切れたように怒ってしまうというのが私の一番多いパターン。
ということは、それを止めるのが、私にとっては一番大事。
じゃあそれはなんだ。
本のアドバイス:「怒りそうになったら、まず数秒待つこと」。
でも待つのって難しい。。どうやったら待てるのか。。
段階1 怒りがまだ始まったばかりのころ : 相手の立場と入れ替える
例えばいつまでもお皿の前で固まるムスメに。
食べなさいと言い続けてもも無反応。でも自分もこんなに「食べなさい!!」って言われたらやだよねー、と思い返してみる。そこで言葉を変えてみた。
「時計の針がXXまでに食べ終われば一杯遊べるよ!」
結果。この場合はそれほど効かなかったが、まあ怒鳴らずにすみました。
段階2 怒りが増幅された時 : ちょっと距離を置いて見る
例えば、ムスメが上記対応を続けても一向に改善を見せず、食べない、食べない、食べない・・・。
もー無理、じゃあお母さんはあっちに行きます、といってトイレに行ってみた。
当然ムスメは大泣きしたが、トイレで落ち着いた私はとりあえず怒鳴り散らさずに済んだので良しとしたい。
本は、その数秒待つための「魔法のことば」(例えば相手の立場と入れ替える、など)を自分で用意しておくこと、をアドバイスしています。どうしても頭にきた時、この「魔法のことば」を思い浮かべて、ちょっと止まってみる、と。
その結果少し冷静に戻り、「怒る」母から「叱る」母に変身できるのかと思う。
というわけで、日々一呼吸置くよう、最近は頑張ってます。
ちなみに、これは夫婦喧嘩にも結構有効でした。