『アナと雪の女王』を3歳のムスメと見に行く、断念(笑)
保育園に通う3歳のムスメのお友達が週末『アナと雪の女王』を見に行くとのこと。その子はお迎えにきた私に嬉しそうに教えてくれました。
保育園でもずっと話していたようで、ムスメも行きたいと言い出しました。
私たち親も見たいし、見に行こうか、、と悩みましたが課題が3つ。
1. ムスメは暗闇が苦手。過去に子ども向けクラッシックコンサートに連れて行きましたが、会場が暗転したとたん号泣。映画館の暗闇に耐えられるのか?
2. ムスメは怖いものが苦手。アンパンマンのちょっと怖そうなキャラが出てきてもダメ。ディズニー特有の悪役は大丈夫なのか?
3. 我が家ではあまり連続してテレビを見せていません。1時間半も見ていられるのか?
これらの課題をまず検証してから実行に移すことにしました。
まず1。これはわりと簡単で、夜電気を消してテレビだけ付けてみました。
「大丈夫?」
「大丈夫!」とのこと。第一関門クリアです。
続いて2、3を検証するために家でBDを見てみることにしました。
なるべく『アナと雪の女王』に近く、私たちも見てないもの、ということで白羽の矢を立てたのは『ラプンツェル』です。
100分程度のプリンセスもの、かつブルーレイを選択しました。
さて結果は?
まず2。
ちょっと怖そうなラプンツェルのお母さんが出てきてビビり、盗賊が出てきて隠れてしまいました。しかしながら、そこまで大騒ぎすることはなく、抱っこで収まるレベル。
及第点といえましょう。
続いて関門3。
これは2との相乗作用もあったのかもしれません。1時間くらいで全然別の遊びをはじめてしまいました。
怖い上、内容が難しかったようです。
ディズニーは勧善懲悪だと思っていたら、このラプンツェル、なんとそうでもない。王子ポジションが盗賊。搭の中のラプンツェルもしいたげられてるかと思いきや、出られない以外は優しく育てられ、いい子に育ってる。
そんな中、お母さん(偽物)は退治されてしまうわけですが、それをムスメに「なんで?」と聞かれると非常に難しい。
完全に悪者には見えず、むしろ盗賊の方が問題あり。それでも不動の王子ポジションの盗賊はハッピーエンドになるわけです。
3歳児に分かる、「悪いことをしたからバチが当たったのよ」という理屈が通じないのです。
ちょっと箱を読んではいましたが、ここまでは見抜けなかった。
『ラプンツェル』批評になってしまいましたが、まとめると、
1. 暗闇→Ok
2. 恐怖→まあ、Ok
3. 長さ→NG
致命傷→話が難しい!細かい解説なしには見られない!
最後に本人に、『アナと雪の女王』が見たいか聞いたところ「○○組(年長さん)になってからでいい」とのことでした(笑)。
検証してからにして良かったです。
この検証、昼間カーテンをしめて、キュウリの醤油漬け、ブロッコリー、ポップコーン、ピザを用意して行いました。
今回の映画はイマイチだったようですが、かわいい映画でまたやりたーい、とのこと。イベントとしては成功でした。
お手軽でおすすめです♪