働く母@30代後半が思うこと。

会社員+3歳児の母=働く母(ワーキングマザー?)の徒然日記です。

5歳女の子の自信を育てる

 

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photo by violscraper

 

ムスメはあっという間に5歳になりました。
年中さんも残り半分。
できることもたくさん増えました。
一方で、かけっこに負けても、「勝てないのはしょうがない」など、知恵が回るなりに失敗したことに言い訳することに、やや危機感を覚えてもいます。
5歳女子、恐るべし。
 
もっと根性つけさせるにはどうしたらいいんだろう?と感じていました。
それには外の世界を広げなきゃと思う半面、子どもの習い事問題は共働き夫婦にとっては大きな課題です。
満足に送り迎えできるのは週末だけ。
でも週末は一週間にたった2回。
習い事以外にもさせてあげたいことはたくさんありますよね。そもそも平日はゆっくり自分のおもちゃで遊ぶこともできないのが、保育園っ子。
 
日々どっちつかずな気持ちでいた私を後押ししたのは、『なぜ女は男のように自信を持てないのか』、という本です。

 

 

なぜ女は男のように自信をもてないのか

なぜ女は男のように自信をもてないのか

 

 

  

内容としては、男女にはそもそも遺伝子レベルで存在する差異が、自信の有無の要因になっており、チャレンジと失敗を繰り返すことで遺伝子レベルの差異を乗り越えられる、というのが主なメッセージです。自信の育て方は、自己を根拠なく誇示するという方法ではなく、何かやったことがないことに挑戦するとき、まず行動することの積み重ねが大事とのことです。
この行動をさまたげるのが、幼い時から女の子が長けている空気を読むという特性です。空気が読めるがゆえに、過剰に周囲の評価、感想を気にしてしまい、行動の一歩を踏み出せない、と解説しています。
 
私自身、心当たりもありますが、私のことは一旦置いておいて、ムスメについて考えてみました。
 
確かに、ムスメは3歳ごろから実に周囲の空気をよく読み、保育園で叱られることはほとんどないようです。先生に注意されそうなことは一切しないですし、自宅でのおふざけはウソのように、先生の目の届く範囲では大人しくしているようです。
保育園で実施される週一回の体操教室でも、体操の先生の言うことをよく聞き、模範的な生徒のようです。
 
とても良い特性と思っていましたが、この本を読んではたと不安になりました。
あら、この空気を読む性格、無理そうななチャレンジをさまたげている?
親バカ的な発言で恐縮ですが、ムスメはわりとなんでも平均点以上とれるタイプ。最初から少し人よりできるので、初めてのことも楽しく、そのままがんばり続けられるようです。
一方、どんなに本人が一生懸命がんばってもかなわない、かけっこの相手もいます。
 
これから世の中はグローバル化の一途、自分をしっかりと持ち、強く生きていって欲しいと考えています。
心を強く育てる、それは自分に自信を持つこと、と考えると、ここは一つチャレンジが必要な環境を用意する必要があると思いました。
 
そこで冒頭に戻りますが、保育園ではある程度のことはこなし、越えられないチャレンジはあまりない、あるいは越えられなそうなチャレンジははなから諦める口実を探してしまう様子のわがムスメ。
外に、私達の目の届くところでチャレンジ環境を作ろうとたどり着いたのが、習い事、サッカーチームへの所属でした。
夫がフットサルを趣味で楽しんでることから、多少サッカーへの興味があったムスメは体験一回であっさりと、入りたいと言いました。
このサッカーチーム、なかなかハードで、1時間半ほとんど走りっぱなしでした。メンバーもほとんど男の子で、途中から入ったムスメはまだまだできないことも多数。それでも、新しいことが楽しいのか、一生懸命走り、ボールを追いかけ、取り合っていました。
 
この習い事がムスメに及ぼす影響はまだわかりませんが、良い方に転がってくれる予感、満載です。
本人にとっては、まだ新しくて楽しいイベントですが、そのうち悔しい思いをすることも出てくると思います。
日々乗り越えて行って欲しいと思う今日この頃です。
 
みなさんは、どんなチャレンジを用意されていますか?